祝★今年初カマキリ
なんだろう?なんだか出遅れてしまった気がする今年のカマキリシーズン。
私一体何をしていたんでしょうかねw
GWはとりあえず混雑を避けて夜山で採集(観察)活動を2日ほどして、その後も休日釣りに行ったり、河原を散策して魚をとったり虫を探したりカエルつかまえたりしていつも通りだったはずなのになんだかカマキリシーズンもう始まってました。あっちこっちに意識がいくとこうなってしまうのだ…海は元々コロナ前に行ってたけれど去年秋から釣りにはまってしまっているからその分遅れを取ったかな?切り替えていかないといけないですね。
って事でやっと今年初カマキリ。
2022・05・19
採集地をいくつか散策をしていたのですがなかなか見つけられず。やっぱり心当たりがはっきりあるいつもの場所へ行ったらやっと見つかりました。なんだかなかなか見つけられませんでした。虫眼がにぶっているのか?
とにかく「カマキリに会うまで帰らない」と決めて行ってたのでちゃんと見つかって良かったです。思ったよりは早く帰れましたw
今年も相変わらずかわいい初齢らしきカマキリの幼虫です。「多分初齢」です。なかなか断言はできませんがこの体の薄さは多分そう。
2022・05・19
この体の薄さ分かりますか?小さい。本当に指先サイズ。かわいい。不思議な事に1匹見つけるとどんどん見つかるんですよね。この場所だけしか見つけられませんでしたがホクホクでした。
しかし…
oh…
蜘蛛に食べられてるー!!
ソロ採集者なのですが一人で叫びそうになりました。こういう時ってパニックになるんですね。あたふたして引っ張ろうかと思いましたがもうだいぶ食べられてるし…蜘蛛だって生きてるし…泣く泣くそのままにしましたがしょっぱなからこれは辛い。しかもかわいい初齢でこれは…ぐぬぬ蜘蛛め。
2022・05・19
他にも危ない子が…けど人間が手を出しちゃダメだし…って思いながらもちょっとだけ手を出しry
最強の名を欲しいままにする場合もあるカマキリですが、初齢の頃は本当蚊のごとしのか弱さなので本当心配になります。
健気に生きるその姿を見守るしかできません。可能であれば全員飼育したいものですね。
今年も初齢~の飼育はせず途中参戦していこうかなと思って居ます。色々な固定の生き物の世話や食料調達などもしないといけないし人間の子供の方も今年は大分忙しい年なので飼育を出来るかどうか自体ちょっと怪しいですがとにかくフィールドにはたくさん可能な限り脚を運んでいけたらいいなと思います。
フィールドに出ないと本当に息が詰まってしまうレベルまで採集中毒なのでこんな宣言しないでも外は行きまくるでしょうけどね(笑)
たくさんのカマキリや様々な虫の事をこちらでも紹介していけたらと思います。改めましてカマキリ的今年度もよろしくお願いします★
こんにちは!カマキリです。ボクの初カマキリは4月24日だったかな?外にある野生オオカマキリの卵嚢を雨の日だろうが風の日だろうが毎日観察してまして。その日雨が降ってましたが大量のバブちゃんカマキリを見つけれました。そして家でもちょこちょこバブちゃんカマキリが孵化して楽しい次第です。そしてこのコメントを書いている3日前,また孵化しました!これからの時期楽しみですね!
こんにちは。初カマキリを見る為に天気構わず毎日観察とはすばらしいですね。カマキリ愛の強さを感じます。雨の中でも孵化をすると言うのは湿度的には良いんでしょうけどどちらかと言うと暖かい天気の良い日に孵化するイメージがあったのでびっくりです。初齢カマキリは雨のひと雫でも溺れる程弱いとはよく言いますけど結構元気にやっている姿を外で見かけるので思って居るよりも強いのかもしれません。今年もカマキリシーズン楽しみましょう。
はじめまして。
素晴らしいカマキリ飼育の記録をありがとうございます!カマキリ愛に深く共感致します!本当に宝石よりも美しいです!
私事ながら、昨年11月末より初のカマキリ飼育に挑戦中です。家の中の観葉植物に知らぬ間に卵が産み付けらており、それが11月末に孵化してしまったのです。昆虫飼育の経験ゼロながら右往左往し冷や汗を流しながら半年が過ぎ、現在16匹の成虫になりました。オスメスそれぞれ8匹ずつです。
その内メス2匹は脱皮不全があり自然界には放すのは難しそうですが、それ以外の14匹は自然界での繁殖に参加してほしいと願っています。
そこでカマキリ愛に溢れ、自然繁殖派である主様にアドバイスを頂きたくコメント欄にお邪魔しました。
現状ですが、カマキリ達は最後の脱皮から既に1.5~2か月が過ぎており、メス達はお腹がパンパンに膨らんだ状態で、内1匹は先日無精卵の産卵をしてしまいました。6月を前に既に繁殖期のようです。
自然界にはまだ成虫はいない時期ですし、自然界に放す時期で悩んでいます。
今放すべきか…繁殖相手がいる確率は限りなく低いから心配。
では7月下旬~8月まで待つべきか…現在の飼育環境で繁殖期のカマキリ達の体力は問題なく持つのかが心配。
そもそもカマキリ達の寿命は7~8か月という説を目にすると、自然界と餌付き天敵なしの室内飼育との違いはあれど、我が家のカマキリ達は既に6か月を迎えており、とても心配になります。
万が一にも自然界を知らずに寿命を迎えてしまう事態は避けたいですし、一方で繁殖相手のいない時期に放すことにも迷いがあります。
長文になり申し訳ありません!
カマキリ愛に溢れた主様のお考えをおきかせ頂ければ幸いです。何卒このコメントが主様に届きますように!
こんにちは。以前金の木に産卵を発見された方とはまた別でしょうか?観葉植物に産卵は結構よくあるパターンなのでしょうか。これは棚からぼた餅案件でしょう。カマキリとの運命的な出会いに真摯に向かわれている姿とても素敵です。年明けの春目前の冬場の飼育の苦労は私も経験をしていますが飼育者様の場合は年越し期間もまたいで長い事飼育をされているのがすごいですね。
私の飼育方法も専門的な知識を持って厳密に言えば「邪道」と自覚をしている面もあるのですが、こうして理解をしてくれる方が居る事がとても嬉しいです。
脱皮不全のカマキリについては基準として「歩行困難」、「餌を捕獲する鎌や顔などへの損傷」が見られる場合は終生飼育をオススメしたいと思います。また時期の問題を抜いての話になりますが少しの体の歪みや翅部分のみであれば意外と外の世界でもやっていっている個体も数多く見かけるので飼育者様の判断の元これからの事を決めて行っていただけたらと思います。
今の飼育者様のお宅の早生まれカマキリ達を今後どうするべきか、と言うのを言い切る事はなかなか難しいですね。
寿命もそうですが無精卵を生み始めている=産卵を済ませているメスについてはなかなか先も長くなくなってく個体も少なくはない印象です。子孫を残す事がカマキリ達の幸せであるとは言えどうしてもそれを出来ない状況であると現状を考えてみれば、このまま飼育者様の元で全ての個体を終生飼育する方向で考えるのもありではないでしょうか?そうしていってもし外のカマキリ達も成虫になりきった時まで生きているのであればそこで繁殖をどういった形で取っていくかと言うのをあたらめて考えてみると良いのではないかと個人的には思います。
自然界を知らないままでも、大切に育てられて天寿を全う出来たカマキリ達はきっと恵まれていると思います。
はじめまして。
カマキリ愛に溢れたブログをありがとうございます!
本当に宝石のように美しい創造物だと私も思っています。
こちらのブログに出会うことができ幸いでした。
現在、カマキリ飼育に関して悩んでいることがありコメントさせて頂きます。
どうか主様の目に届きますように!
長文失礼いたします。
昨年11月末から訳あって初めてのカマキリ飼育に挑戦中です。
部屋の観葉植物に知らぬ間に卵が産みつけられており、11月にも関わらず孵化してしまったのです。
それ以来、昆虫飼育経験ゼロながら、日々右往左往し、冷や汗や脂汗を流しながらの6か月が過ぎました。
現在16匹(オスメス8匹ずつ)のカマキリのお世話をしています。
現状ですが、最後の脱皮を終えてから既に1か月半から2か月が経過しております。
メスのカマキリ達はお腹がパンパンな状態で、その内1匹は先日無精卵を産卵してしまいました。
私自身も主様と同様に自然界での繁殖活動に参加してほしいと願っています。
私の悩みは以下の通りです。
当初は餌のない冬の間だけ保護し、春になったら放す予定でおりました。
しかし、自然界に成虫がいない時期に放すことが無責任なことのように思え悩んでいます。
また、自然界ではカマキリの寿命が7~8か月であることを知り、現在既に6か月を過ぎた家のカマキリ達のことが心配です。
餌付き天敵なしの環境下とはいえ、繁殖期に入ってしまった状態で寿命にどのような影響があるのか…
このまま自然界を知らずに寿命を迎えてしまうことは絶対に避けたいことです。
今すぐに放すべきか… 繁殖期の成虫は自然界にはまだいないため心配。
7月まで待つべきか… 寿命や体力が持つかが心配。
昆虫飼育経験ゼロだった私に育てられたカマキリ達が、今後どこまで生き抜いていけるのか。
外の環境を知らないためか、羽があってもほとんど飛びません。
庭に放してみてもどこかに行く様子もありません。
繁殖期を迎えた状態で何か月生き続けることができるのか。
繁殖期を迎えているのに隔離された状態でいることに問題はないのか。
7月になり自然に放すとして、体力は残っているのか。
私自身の気持ちを整理すると、ここら辺の答えがほしいのかもしれません。
突然に悩みごとを相談してしまい、申し訳ありません。
カマキリへの深い愛に根差した着眼点に大変共感致しまして、
主様のお考えをおきかせいただきたいと思うようになりました。
このコメントが主様の目に届き、もし可能でしたらご返信いただけますと大変ありがたく存じます。
こちら補足させていただきます。
>宝石のように美しい創造物
まさしくその通りだと思います。美しすぎて毎年惚れ直します。是非これに懲りずとも来年も(笑)
>昆虫飼育経験ゼロながら
本当にすごいと思います。その中で少しでもこちらのサイトがお役立ち出来たのであれば本当に嬉しいですし関わらせていただき感謝です。多少センスがいるものかと思いますし飼育向いてらっしゃると思います。
>外の環境を知らないためか、羽があってもほとんど飛びません。
メスは比較的飛ばずオスは結構な確率で飛ぶと言われています。ちょっとかわいそうですが捕獲しようとしたりしてびっくりさせると飛びがちです。ただ外でそれを試すとどこかに行ってしまうので部屋の中でどうぞ。カマキリの広げた翅もとても美しいです。私の経験としてはオスメスの違いと言うよりも個体差によって飛びっぷりが違うと感じています。メスでも飛ぶ子は見えなくなる距離まで飛んでいきます。飼育者様の所のカマキリちゃんたちはまったりさんなのかもしれないですね。
>繁殖期を迎えた状態で何か月生き続けることができるのか
繁殖以降の飼育については私としてもあまり数の経験がないので一概には言えないのですが越冬するカマキリなども稀に聞く話ではありますから本当にその個体の強さと環境、運、一言では言えない偶然が重なって結果が出るものかと思います。ただやはり産卵などを経てしまっていると体力を消耗してしまっているので短くなる印象ではあります。また通常は繁殖期後に冬が来るので弱いですが温度は保たれている状態であれば餌の消化なども問題はおきにくいので可能性は広がるかも知れません。
>繁殖期を迎えているのに隔離された状態でいることに問題はないのか
多方向に多少の影響はあるのではないかと思いますが、命に直接かかわる話ではないのではないかと思って居ます。ここはすみませんが憶測になります。自然界でも繁殖に恵まれないカマキリも居ると思われる事から考えています。
>7月になり自然に放すとして、体力は残っているのか
あまり望ましい状況ではないかと思います。
そもそも飼育後に自然界にはなす事自体が生態系を考えた上では×の様です。なかなか飼育者側の都合などを考えるとそこの所は絶対であるべきと私は言いにくいですが。私も元々は×であると知らなかったので平気で自然界にはなす事をしてきましたが近年では出来るだけ避けております。特に飼育者様のお宅のカマキリ達の場合は7月などの自然界での繁殖期を迎えた際の体力の残り具合については懸念されます。
しかしまだ反応がはっきりしていて繁殖に踏み込めるのではないかとなった場合はいっそのこと手元のカマキリ達はそのままキープして、新たに外から相手になるカマキリを捕獲してきてあくまで飼育下での繁殖を試みた方が安全ではあるかもしれません。とても手間がかかりますが最善ではあるかと思います。体力がない状態で繁殖相手に外で出会えたとしても思う様に動けず犠牲になってしまう可能性が強いものと思われます。あとは飼育個体同士での繁殖と言う手も一か八かになりますが残っています。
大切に飼育されて来たカマキリの最期を本気で考えてお悩みかと思います。どうか飼育者様の後悔のないように自身の判断で道を選んでいっていただけたらと思います。
それにしても飼育しようと思って始めた飼育ではなく本当に出会いは偶然でしたよね。そうでありながらたくさんの数のカマキリを見捨てる事無く未経験でありながらここまでしっかり飼育をやり切って来たのですから飼育者様はとても立派ですし今後どういった選択をされたとしてももう間違いはないのではないでしょうか。小さな虫の命を大切にしない人はとことん無碍にします。しかし飼育者様はそうではないです。命をとても大切に守って来られています。結果がどうなったとしてもそれはカマキリのためを想ってした行動であるのですから責める隙などありません。
どうか良い形を迎えられますように飼育者様とカマキリ達の幸せを祈っています。
突然長文の相談をお送りしてしまったにもかかわらず、大変温かい心のこもったご返信を頂きとても感激しております。本当にありがとうございます!
まずはお礼が遅れてしまったことをお詫びしなければなりません。当時悩みが高じて不躾にも長文コメントをお送りしてしまい、主様にご迷惑をお掛けしてしまったのではと後悔しておりました。その後こちらの記事が閲覧できない状態になっていたことから、やはりご負担をおかけしてしまったのだと反省し、ご返信は頂けないものと諦めておりました。ところが今日になってなぜか急にこちらのブログを再びのぞいてみようと勇気が出まして、本日こんなにも温かなご返信を頂いていたことにやっと気が付いた次第です。大変大変失礼いたしました。
その後のカマキリ達のご報告をさせて下さい。結論からお伝えしますと、悩みに悩んだ末、カマキリ達を自然界に放すことに決めました。現在は脱皮不全のカマキリだけが手元に残ってくれています。これは主様からのご返信に気が付かず一人で悩んだ末に出した結論で、正直はやまった感が否めません…。
この結論を出したのには悲しいきっかけがありました。何がベストなのか分からず、保護したこと自体が自然に背く行為だったと思い知り「どうしよう、どうしよう」と頭も心もカマキリのことで一杯になっていたある日の朝、突然1匹のオスがカゴの中で亡くなっていたのです。前の夜まで元気だったはずなのに、原因は未だによくわかりません。そのことが非常にショックで、もしも他のカマキリ達にも同じようなことが起きたとしたらと想像するだけで私自身が耐えられなくなってしまいました。それで自然の一部として自由に命を生きてほしいという私の勝手な希望から放すことを決めました。カマキリ達は嬉しかったか、迷惑だったか…少なくとも戸惑ったのではないでしょうか…。それでも30分もしないうちに全員自らの冒険へと旅立ち、姿が見えなくなりました。
自然界に放すと言いましても実は自宅の庭や自宅付近に放しましたので、2週間後に1匹、3週間後に別の1匹の元気な姿を目撃することができました。また別の一匹はお隣のお宅の茂みにいたと聞きました。強風の日、豪雨の日、雷の夜などを乗り越えて元気でいてくれることに感謝し、命のたくましさに感動しました。これからの厳しい季節をなんとか元気に乗り切って、繁殖の可能性に恵まれるようにと願うばかりです。なんの経験も知識もない私の下に生まれた因縁といいますか…私なりの挑戦と数々の失敗の記憶がありますが…これもカマキリと私の不思議なご縁の成せることと割り切るしかないと考えるようにしております。カマキリ達には、沢山の「ありがとう」と沢山の「ごめんなさい」を伝えたい想いです。そして、やはり生態系への影響を考えると、たくさんの生き物たちにも迷惑をかけてしまいました。カマキリ達が可愛くて大切で、目の前のことだけに精一杯になってしまった反省を込めて、この経験から少しでも自然界に対する了見を広げていきたいとも思いました。
森のバレリーナのような優雅な姿、邪気のない澄んだ眼差し、16匹それぞれが本当に宝石のように美しく、本音ではずっと手元において手放したくはなかったです。
最後になりましたが、ブログ『これであなたもカマキリ博士』との出会いに心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。見ず知らずの迷える長文コメントにも丁寧に真心でご対応頂いたことは決して忘れません!ブログ主様のお人柄が随所から伝わってくるとっても素敵なブログだと思います。私のような迷えるド素人のためにも、溢れるカマキリ愛をこれからも発信し続けてください!
いえいえ。こちらも毎日サイトをチェックしているわけではないので返信が遅くなりまして申し訳ありません
こちらこそありがとうございます。コメントいただいたその後の出来事やそれに伴う葛藤、しっかり状況把握させていただきました。そして飼育者様のカマキリへの気持ちがとても伝わって来ました。
大切にしていた生き物が突然亡くなってしまうと何も考えられなくなるというか自暴自棄になってしまうと言うか…私もそういった事は多々あるのでとてもよくわかります。生き物なんだから死ぬものなのだと言う事は仕方ない面もあるのにどうしても辛いですよね。辛い状況でここまでしっかりカマキリの事を考え全てを踏まえて飼育者様が自らした判断ですからそれはそれで間違いではないと思いますよ。私の意見が必ずしも正しいわけでは決してありませんから。私もただの素人ですからね!様々な形の飼育とその結果があって良いと思っていますしちゃんと自分で答えを出した事に自信をもって欲しいです。それにしても自宅周辺とはいえ逃がした後もそのカマキリに出会えるなんて運命を感じます。また飼育したくなってしまいそうです(笑)森のバレリーナ、とても素敵な表現ですね。本当にカマキリが可愛すぎてカマキリの事ばかり考えてしまい他の生態系の事など最初の内は私もさっぱり考えませんでしたが、そういった面に目を向けられる様になってからが本番って感じでしょうか。飼育をさせてくれた経験を今後の自然との向き合い方にいかしていければと私も毎回思わされます。
私達が昆虫など自然に生きる生き物達を飼育下におくという事自体、厳密に考えればそれは人間のエゴでしかないと言われかねない話ですし、実際そうであると言う認識を頭の隅で常にしながら私としては飼育というものに向き合っています。自分の趣味や楽しみとそういった事とのバランスを考えて時々悩む事もあります。ここは難しい問題ですね。
そういった事を踏まえつつせめてめいいっぱい大切にしようと言う気持ちひとつがとても大切ですよね。生き物と向き合ってそのひとつひとつのお世話について私達飼育者は自分の都合は勿論くっついて来るものですが、飼育している生き物にとっての最善を考えて葛藤し答えを出していっているものかと思います。そういった考える事が私達飼育者にとって出来る唯一の事かと思います。
大丈夫です。このサイトに辿り着いた時点で飼育者様はカマキリについてしっかり調べて良い策がないかと模索して出来る限りの事をしている人です。そうでなければこんなマニアックなサイト辿り着きませんから(笑)脱皮不全のカマキリちゃんとの生活応援しています。そしてどうか今回の体験を生かして今後またカマキリに出会う事があったらお話お聞かせください。
こんにちは。ご返信、有り難く読ませて頂きました。
本当にいつもありがとうございます。
脱皮不全のカマキリのことなのですが、最近口から水のようなものを戻すことが度々あり心配しています。水を飲ませ過ぎたのでしょうか。。。飼育を通してそんなご経験ありますか?
遅れましてすみません。
それからカマキリの様子は大丈夫でしょうか?水のようなものを口から出しているとの事ですが恐らくそれは体液関係のものであり水ではないかもしれません。経験上カマキリが口から出す液体と言えば茶色の匂いを伴う場合もある液体=嘔吐物の様なものを見かける方が多かったですが、透明な水の様な液体を出している個体も扱った事があったと思います。それが通常の脱皮をこなしたカマキリだったか不全のカマキリであったかは記憶がないのですがどちらにしてもあまり良い状態ではないかなと言うのが結論ですね。不全の状態にもよりますが消化などもうまくいっていない故の嘔吐かもしれないので餌の与える頻度など負担にならない程度に調節して様子を見ていくと良いかと思います。こういった不調が出たカマキリはなかなか回復が難しいですが元気になって欲しいです。
丁寧なご返信、いつもながら感謝の気持ちで読ませて頂きました。
やはりおっしゃるとおり、カマキリの状態は良くなかったようです。数日後には食欲がなくなってしまい、だんだんと動かなくなり、静かに天へとかえってゆきました。227日間の飼育経験をさせてもらえたことのご縁に手を合わせることしかできませんでした。
初めての昆虫飼育は、ただただ純粋に生きる無垢な存在を目の前に魂が洗われるような経験でした。
毎朝の日課はカマキリの餌に餌をあげることからスタートし、どちらを飼育しているのか分からなくなるくらいでした。多くの命を頂いて生きているのは昆虫もわたしも同じことで、本当にいろいろと考えさせられました。命の尊さ、命の美しさ、生きるという不思議、そういうものに心が満たされた日々でした。この気持ちをずっと忘れずにいたいと思います。
亡くなってしまったのですね。一度調子を悪くしたカマキリもとい昆虫と言うのはなかなか復活をしてはくれないものですがこうして真摯に向き合いお世話をしてくれる飼育者様のもとに生きれたそのカマキリはとても幸せだと思います。小さく儚いですが本当どれも大切な命であると言う事に気づかされます。しかしここについて考えない人もたくさんいます。気づけた事を誇っていって下さい。一緒に過ごせた時間は宝物ですね。飼育お疲れ様でした。