カマキリ本気モード

秋の気配が色濃くなって来た近頃。カマキリのシーズンもいよいよクライマックスと言うかもう終わりかけなのでは?って感じがしてきましたね。姿は夏の間もまばらではありましたがより一層見つけにくい季節になって来たのではないでしょうか。まぁまだちょっと余裕があるかな~と言う風にカマキリ慣れしている私の感覚の中では思って居たりもしますが。

なんだかんだで11月にでもカマキリはそこそこ生存していると言うのを過去に何度も確認しています。とは言っても勿論全盛期にはくらべものにもならない数でしょうしとても少なくなった中での生き残りのカマキリを見つけているだけなのですが。

カマキリを本気モードで探す事によって見つけられるレアカマキリ感をこれから先の時期はまた楽しんでいけそうです。長生きカマキリ!ではなくもしかしたら遅く生まれただけなのかもしれない…それはもはやカマキリにしか分からない。1匹のカマキリを見るだけでも色々な事を考えてしまう毎日です。

ちなみに今我が家に居るのはまず複眼の不全が見受けられたオスのカマキリ1匹

2022.09.30

眼はこんなんなってしまいましたがしっかりと自分で餌を捕っているので不全の割に手はかかっていません。まぁオスなので食は細いのが基本ですけど1週間にコオロギ3匹程度でいっぱいいっぱいって様子です。よーく見るとちゃんと黒い点がこちらを見据えて居る様に見えますね。複眼が完全体でなくても機能をしっかりと残している様です。

2022.09.30

性格はとてもおとなしいです。ここは眼のせいなのかな~とはちょっと思いますが逆に見えない方が周りの変化に怯えて反応が激しくなりそうな気もするので案外見えて居るしそこは関係ないのかもしれません。持って生まれた気質でしょうか。不全の個体などは少し凶暴気味と言うかこちらがアクションを仕掛けるとパニックを起こしやすいイメージが少しあるので意外でした。

またメスも一応ゲットしてきました。一応なんていうとあれですけど繁殖などをするかどうかはまた考えるって話です。

2022.09.30

緑色個体です。選ぶあれもなくこの子しか見つかりませんでした。

2022.09.30

腹持ちが良さそうですね(ニッコリ)

2022.09.30

捕獲を決めた日にこの子しか見つからなかったと言うのもありますがとても気に入ったところがこれ。

2022.09.30

こちら発見時。ひっそりと植物と同化していました。その後そっと網を使って捕獲。すると

2022.09.30

網の中でも擬態のポーズを続けていたんです。

なんだかおっとりお茶目でかわいくなってしまいました。

こちらのカマキリはちなみに少し小ぶりと言う感じで最大10cmちょいくらいのものに比べると小さいです。

しかしこちらは一応うちの複眼不全のオスカマキリの繁殖相手としての捕獲をしたので小さめでおっとりしているところがとてもちょうど良いなと思いました。

案の定一度もまだ威嚇のポーズなどもされず比較的穏やかな性格のメスかと思います。何をするでも威嚇をしてくる個体もたまにいるので。

このメスとならいけるかな~と様子を見ているのですが…なんだかメスちゃんあまり元気がないような感じも見受けられていてちょっと迷っています。

オスがメスを食い物にする可能性はあまり考えられない様な気もするのですがメスへの負担としてどうなのかなぁと。餌喰いはとても良いのでオスは襲われる可能性はあるレベルなのですがどうにもこうにもケースの中で落下が多い。元気なのか?それとも?ひょっとして様子がおかしい動きをするとなると寄生?とか色々考えてしまいます。

まぁこちらは無理なく様子見でやっていきたいと思います。

また昨日の夜に我が家のマンションでちょっと危うげな場所に居たオスもキープしています。こちらはよく飛ぶ全力元気なオス。まぁこちらは今日にでも逃がすかと思いますがそういえばオスの方がよく飛ぶって言うからね。複眼不全のオスも全力出したらパタパタするんでしょうか。あんまりつっついて刺激して目的の行動をするかどうか試すのは好きじゃないのですがそれを出来るとなるとメスとの繁殖活動も自信をもって試していけるかなぁ。

1匹1匹の事をよく見てこれからを考えていきたいです。

そして外のカマキリもまだまだ出会っていきたいです。

本気モードで捜索したらまだまだたくさんのカマキリに出会えると思います。今年のカマキリは来年はもう出会えないカマキリです。当たり前の話ですがそこにかけがえのない何かを感じています。

ご覧になっている方も良いカマキリが居たら是非掲示板の方でも投稿していって下さい。

あと捕獲しなかったのですがデカマキリメスも発見しました。

2022.09.28

とても立派なTHEカマキリの風格です。

2022.09.28

こちらのメスを見つけたのはなんと車の中からでした。この花のところに捕まっているのを通りがかりで見つけたんです。我ながらやばいなと思いました(笑)こんな偶然もあるんですね。

こちらはとても立派だし探してた褐色個体だったので連れて帰ろうかなって思ったんですけどこの日はガサガサをしたくて。ガサガサの後にまだ居てくれたら連れて帰ろうと思ったんですけど案の定いませんでした。見つけるタイミングも大事ですね…採集はじめたての時間に見つけてもまだ暑いし個体への負担を考えると採集しづらいんで。そこ含めて飼育へ至る縁となるってか。

もう居ない、と決め込まず諦め悪く残りのカマキリ達との出会いを今しばらく楽しんでいきましょう。

 

 

おすすめ

2件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    うちもオオカマキリかってるんですが、なかなかペアリング相手が見つからなくて困ってるんですよ〜。

    • haremono より:

      お相手は見つかったでしょうか。なかなか求める性別のカマには出会えなかったりしますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です