オスメスの違いはお尻を見よう!

カマキリのオスメスの見分けるポイントはここ!

カマキリのオスメスを判断するポイントを紹介したいと思います。

1、卵管があればメス、なければオス

見るところはお尻の先の部分になります。

ここに卵管があればメスであり、なければオスです。これが一番確実性のあるオスメスを見分けるポイントになるのですがこれがなかなか目視だと分かりにくい。特に幼体だと全然見えない。

初代カマキリのキリトさん(メス)

上の写真は成虫のメスカマキリになります。お尻の部分に管の様なものがあるのが見えるでしょうか。

オスメス揃っていれば色々比較出来るので卵管に関しても違いが歴然なのですが1匹での飼育になると分かりにくいかもしれません。ズームで見てみましょう。

↑オスカマキリのお尻(キリ3)

メスカマキリのお尻(キリ4)

角度も色も揃っていない写真で申し訳けないです。

成虫になってからならこうして結構分かりやすいものですが羽化前は私も何度か勘違いをして判断していた事がありました。

そもそも交尾を目標としていない我が家としてはオスでもメスでもどちらでもOKスタイルなのであんまり気にしていないせいもありますが。よーく見ればきっとわかるくらいの違いはあります。

オスはお尻の先に何もないに等しいですがメスは明らかに膨らんだ様な何かがついてますよね。これがまさしく卵管=卵を産む管になります。お尻のサイドの2本の髭の様なものはオスもメスもあるのでこちらに騙されないようにしましょう。

2.大きさをチェックする

こちらは成虫になってからでないとチェックしにくいですが、カマキリはオスよりメスの方が大分大きく育ちます。オスは5~7cm程度、メスは8~10cm程度にまでなります。(オオカマキリの場合)このサイズをご自分のカマキリに置き換えて考えてみれば大体どちらか検討がつくと言う事です。

 

成長過程のカマキリの場合は比較の対象が居ないとなかなかサイズでの性別の区別はつけにくいと思います。

しかしサイズと言うのは個体差と言うのがあります。食べ物が良くて8cm近いオスカマキリもいるかもしれませんし逆に小さ目に成長を遂げるメスカマキリもいるものと思われます。となるとサイズの違いだけではオスメスの判別は曖昧になってしまうかもしれません。しかし一般的にオスはメスより小さく10cmレベルはメスと言われているのでそれだけ大きい場合、このサイズのオスと言うのは居ないでしょうからメスと断定して良さそうですよね。

ちなみに6匹飼育すると訳が分からなくなりましたが2匹を飼育していた時は1齢時から完全にオスメスで大きさが違いました。(たまたまオスメス揃ってました)そのように分かりやすくサイズ差がある場合と6匹兄弟の様にみんなあんまりサイズに差がない場合とあります。巨大化するメスは生まれた時から大き目と言う事もあるのかもしれないですね。たくさん生まれる1齢幼虫でもよく見比べるとサイズの差を発見出来ます。

大きさ、と言うと長さをはかりたくなるものですがオスメス飼育をしてみると太さも違って見えます。

一番その違いが分かりやすいのが腹部の作りかと思われます。

↑オスカマキリの腹部(キリ3)

↑メスカマキリの腹部(キリ4)

メスの方ががっしりして丸みがあって太くたくましく見えませんか?オスはスラッとまっすぐで細いですね。メスがデブに見えてしまうくらいです。この腹部の違いは6齢程度から目立って来ます。卵を収納するだけのスペースがメスのお腹には必要だからかもしれません。腹部に限らず体全体的を見ても全てにおいてメスの方ががっしりして見えます。オスメス両方揃うと違いが分かりやすく比較する楽しみがありますよ。

3.餌を食べる量

オスよりメスの方がたくさん食べると言われています。

迫力の食事シーン(キリ4)

小さいから分かりにくいだけかもしれませんけど幼齢の時はそこまで明確な違いを感じない事が多かったです。ただ成虫or羽化が近い7齢頃になると全然食欲が違ってきます。

何といってもメスは卵を産まないといけないので栄養がたくさん必要になってくるんでしょうね。成虫ともなればオスはたまにしか餌を食べないのにメスはとにかくガブガブ食べます。餌を投入したのなら瞬速で捕獲するのもメスの特徴です。上記であげたようにお腹の太さもかなりオスメスで差があるのでキャパ自体がメスの方が多いのかもしれません。

本当か嘘かオスは5日に1度食事をすれば十分なんて話も目にした事があります。実際に我が家の成虫になったオスカマキリも餌を投入してもなかなか食べてくれません。少し心配になりますがこれが通常の様です。

卵を産まないとならないメスに比べてオスは成虫になったのならただただ繁殖相手を探して種付けをする為だけに生きている存在になるのでしょう。こんな言い方も失礼かもしれませんが自然界に生きる生き物はみんなその傾向がありますよね。あまり食べず身軽の方が繁殖相手を探す為によく飛べそうだしいいのでしょうか。

こうなってくると2日に一度コオロギ1匹のペースがオスでもメスでもうまく通用しなくなってくるかもしれません。コオロギの大きさもオスメスでの違いもありまちまちですからね。目安は意識しつつ様子見で調節してあげましょう。

ちなみに長くメスカマキリを育てるまではよく分かってなかったのですがメスはオスと交尾をする前から卵嚢の元になるものをお腹の中に蓄えているようです。お腹の膨らみを見てお腹のすき具合をチェックしているとこの分の嵩を合算して満腹であると勘違いしがちなので成虫になってからは2日に一度コオロギ1匹のペースを出来るだけ守りつつ様子見で餌を与えていきましょう。

 

4、オスはおとなしくメスは活発な性格

これ、私が勝手に言ってるだけですけど(笑)飼育をしているとここに一番違いを感じます。オスの方がおとなしい個体が多くどう考えてもメスの方が狂暴です。

しかしこれも個体差がありおしとやかタイプのメスもたまにいます。しかしたまにですよ?大体捕まえようものなら威嚇しまくりで逃げ回ります。活発おてんば娘といったところでしょうか。あとメスは幼齢の時、羽がない時なので飛びはしませんが跳ねまわる個体が多いです。オスはじーっとしています。ここも個体差があるかもしれませんが個々の個性が分かるくらいに観察をしていると楽しいものです。あまり大量飼育だと把握しきれませんけれど。

カマキリと触れ合っているとメスの方が大きくなるのでやはりかっこいいですが、お世話をしている分にはオスの方がかわいいです。懐っこささえ感じるくらいにおとなしく手乗りをしてくれるからです。分かりやすく言うとオスはなつくけどメスはなつかないって感じです。あくまで私の感じ方なのであてになるかは分かりませんが(笑)その差はまるでトノサマバッタとツチイナゴレベルですよ(わかる人にはわかるかもしれない比較)カブトムシもメスは活発でオスはおとなしくいるのかいないのか分からないと言うのが飼育をした感想でありますが、ライオンも実は強いのはメスの方だと言いますから生き物大体そうなのかもしれないですね。人間の女性もなかなか強いですからね(笑)

 

5.やたら見つめるのはメス

これは1齢の時から分かります。やったら見つめてくるのは大体がメスです。これも私が勝手に言ってるだけなところもあるので信憑性は曖昧です。オスは知らん顔系が多くとにかくじーっとしてます。性格的にもメスは好奇心旺盛なのかもしれません。しかしこの見つめ方がすごくかわいい。どの世界でも女子の上目遣いは武器といったところでしょうか。

こちらをじっと見つめるメスカマキリのキリ4

男の子だって見つめますけどね(キリ3)

6.よく飛ぶのはオスと見せかけてメス?




成虫カマキリの話ですが、一般的にメスよりオスの方が繁殖相手を探す為に多く長く飛ぶと言われています。

しかし実際に成虫のカマキリを外に逃がした際、真っ先にメスは飛んでいきました。しかもものすごく遠く見えなくなるほど遠くへ。鳥かよってくらいに空高く。一方オスはちょっと飛んだのに迂回してまた私の方にかえってきました。え?本当に大丈夫?一人でやってける?って心配になるくらいに。ここら辺も既存の記述と比較して個体差と言うのをすごく感じました。

また部屋でケースから出した時最初に飛んだのはオスの方でした。そんな事で一般的にはオスの方が飛ぶ、メスはあまり飛ばないと言われていますがこれに限らないと思います。

基本オスカマキリはメスを探して飛び回る生態なのでここを考えればたくさん飛べるオスの方が繁殖に有利と言ったところでしょうか。メスは待つタイプなのでしょうね。お互いに飛び回っていたらいつまでも出会えなさそうなので理にかなった習性と言えます。ミツバチは…って言うのと同じですね。

7.緑色型はメスしかいない?!

オオカマキリのオスに緑色型は居なくて緑色型になったのなら自動的にそれはメスだと言う仮説があります。

こちら本に記述があったので私はすっかり信じてしまっていたのですが実際育てていってみると幼齢の頃緑色型であったカマキリが大きくなってよく見てみたら卵管がなくオスであったと言う事があります。しいて言うのならそのオスは幼齢の頃は緑色に完全になりましたがその後緑色と褐色が混じった様な色で成虫になりました。

問題のカマキリ(キリ3)

上に幼齢の頃の写真がありますが完全に緑色です。そこから徐々にツートンカラーみたいになっていきました。そして結果的にも緑色型なの?褐色型なの?って感じに仕上がりましたがレアな色合いできれいです。

飼育をした上では「成虫で言うと完全体な緑色が居ない」って事ならまだ納得いくような気もしますが決して言い切れる程の確証のある話ではないと思われます。だって実際緑色に近いオスカマキリが存在しちゃってますからね。しかも何匹も(笑)

ただ完全な緑色の個体を除いて茶色がちょっとでも混じると褐色よりの色合いではあるなとは感じます。

どこを境目にしたらいいのかわからないですが本当の褐色個体は瞳の色も褐色になるのですが上の写真のカマキリは瞳はきれいなエメラルドグリーンですからね。そもそも全く同じ色をしたカマキリってなかなかいないんじゃないでしょうか。人間でも肌の色って微妙に違いますから。カマキリの色についての詳細はカマキリの色の項目で紹介しています。

結局間違いなく見分けられるポイントって…

こうしてまとめてみるとわかると思いますがカマキリのオスメスを見分けるポイントで確実性があるのは卵管の有無のみだと思います(笑)その他の事は個体差もかなりある生き物なので分かりにくいと思います。

オスメスの特徴と言うのはたくさんの数を比較していかないと分からないものですね。

「オスはこういうものだ」と言われてしまえば先入観が入るのでなかなかそのイメージを覆すのは難しいです。しかしその定説に収まらない事だってあるんです。是非先入観を持たずに「うちの子」になったカマキリの個性を認めていってあげて下さい。ここまでくるとまるで子育てですね。

※2018年飼育追加項目

こちらはメスのお尻になりますが卵嚢を産んだ後の為卵嚢の残りカスがあります。

これも間違いなくメスである証拠のひとつでしょうね。

カマキリ1匹だけを見るとオスかメスか悩むかもしれないですがオスメス両方を比較すると違いは明らかだと思います。色々なカマキリを見つけてみましょう!





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