カマキリの色

カマキリの基本色2種、緑色個体と褐色個体の比較

カマキリの体色は大きく分けて緑色個体褐色個体の二色になります。


2齢の緑色個体

2齢の褐色個体

大きくなるとその違いは明白に

オオカマキリ緑色個体成虫

オオカマキリ褐色個体成虫

一般的にカマキリのイメージとして見慣れているのは緑色個体になるかと思います。

やはりカマキリらしいと言う事で緑色個体の方が褐色個体より人気もある様に思われます。

緑色個体そっちのけで褐色個体を愛するのはかなりのカマキリ通だと思われます。
褐色には褐色の良さがありますが褐色個体を友人に紹介すると「このカマキリはいつ緑になるの?」と聞かれ少し切なくなる事があります。カマキリといったら黄緑という先入観に似たものがあるんでしょうね。

緑色個体はとても綺麗な色をしています。私の周りの虫が苦手な人も思わず目を引きその美しさを認めてくれます。

一口に黄緑色と言っても色々ありますが、我が家で飼育した中の緑色個体に関してはエメラルドグリーンの様な色合いのものが多かったです。飼育下だと日光が当たる度合いが自然下より少ないので色が薄目になる傾向があるそうなので濃い緑色を発色しないのもそのせいなのかもしれません。しかしこれが偶然の産物でとてもきれいです。

我が家で唯一の完全な緑色個体の成虫(キリ4)

一方褐色個体は一見地味な色合いをしてるのですが腹の色などはよく見てみると赤みがかった深みある色をしています。「茶色」と表現をされますが実際はその一言では済まされない様々な色を楽しめます。そして羽化した後の羽の色はゴールドです。ここが一番緑色個体に勝る良いところかもしれません。その渋い輝きの良さは見れば納得します。地味とみせかけてよく観察してみるといいところがたくさんあります。

初代に飼育した完全な褐色個体の成虫(キリショー)

ちなみに褐色でも前翅の部分は必ず皆緑になります

この部分が緑色だから緑色個体と思ったらそれは間違いです。

これはまた不思議なところですよね。ここだけは飼育をして来た上で見ていても本当にみんな必ずなようですから、もしこの部分も完全な褐色個体を見つけたら新発見なんじゃないでしょうか?ただ色合いには個体差があるので茶色がかった緑色程度なら見受けられました。

カマキリはなぜ個体によって色が別れるのか?




以前2匹のカマキリを飼育していた際は結果的にオスメスでしたが両方褐色個体だったので周りに散々「なぜ黄緑ではないのか?」を説明しましたが、実際カマキリの色については諸説あり決定的な色が決まる条件と言うのは解明されていない様です。しかしそれまでカマキリなんて関わらない世界で生きていた周囲の人が案外こういった話に食いついてカマキリに興味を持ってくれるのはとても嬉しい事です。私を含めて学術的な専門知識がないもの同士だと固定概念なしなのでどんどん想像力が膨らみます。

カマキリを飼育しているとどうしても周囲は緑色個体を見たがり褐色個体に対しても「早く緑にならないかな」と言われたりします。ひょっとして褐色なのは緑色になるまでの途中経過だと思っている人もいるのかもしれません。茶色いのは全て幼虫だと思っている人にも出会った事があります。私もカマキリを知る前はそんな考え方もしていた気がします。

そういった話をしている内にどうしてうちのカマキリは緑色にならないの?と疑問が生まれました。

褐色は褐色でかっこいいのですがどうせなら緑色の飼育もしてみたいと言う願望が生まれたのも私のカマキリ飼育熱への火がついた一因かもしれません。

カマキリを飼育していく中で数々の本も読んだし様々な他のサイトさんなどで調べましたが飼育下では緑色個体にはなかなか育たないと言う話をよく目にしました。我が家のカマキリも幼齢の頃は緑色個体のものが多かったのですが成虫になってみれば結局6匹飼育をして1匹だけしか緑色にはなりませんでした。ツートンカラーくらいの色合いの子はいるのですが完全な緑色個体となるとなかなか確率的に低くなるようです。

それなら緑色個体のカマキリはどういう要因で緑色個体へ変貌を遂げたのか?そこを追及したいですよね。

今現在も謎に包まれているカマキリの産み分けならぬ色分けをする条件。そこを確立させるには何度も繰り返し多くのカマキリを様々な環境でありとあらゆる方法を試して飼育をしてみるしかないと思います。答えはなかなか出ないでしょう。ここまではっきり解明されていない話なんですから簡単に決めつけられる話ではありません。だからこそおもしろいのです。

いくつか可能性のある要因をあげてみたいと思います。

私の個人的な考え方も含むのであまりあてにしないで下さい(笑)

仮説1・背景の色に同化して色を変えるカメレオン方式がカマキリにも適用されるのではないか?

これ私もカマキリを詳しく知る前は思っていた事です。カマキリに限らず他の虫でも思っていました。つまりは住んでいる場所が草原なら黄緑色っぽい場所だから緑色個体に、枯れ葉や地面が見えた茶色っぽい土地なら褐色個体に、と言う推測です。それっぽい話でよく昆虫関連で聞く話ですがカマキリについてはこれはないと私個人は思っています。だってそうじゃなきゃ私の飼育したカマキリ6匹はみんな同じ色に偏る気がするので。

ただ背景色に改めて焦点を当ててみれば、飼育下だとある種カラフルで緑色褐色のどちらかに偏らない色合いをしている環境に置いているので色のばらつきがあると言う可能性もあるかもしれないですけど。

複数飼育をしているとこうして聞いてた話となんだか違うなってところがたくさん出てきます。

同じように飼育をしていっても餌のタイミングや種類もだし色々と個々に合わせて工夫をしますからね。全く同じ条件での飼育というのはケース一つで複数飼育が不可能なカマキリではなかなか出来る所業ではありません。しかしこれは自然な事です。自然下でだって様々な条件の中でカマキリたちは生きているので、我が家は敢えて統一しない飼育をしていっています。だからこそ色がどうして別れたのかは本当に分かりません。

背景の色に同化して色を変える説がどうしてまかり通っているかと言うと、それはカマキリの生存率が関係していると思われます。どうしたって緑っぽいところでは緑色個体の方が敵に見つかりにくいし茶色っぽいところなら褐色個体のが敵に見つかりにくいものです。それが逆だったら結構目立つと思います。つまりは暮らしている環境に体の色が似た個体が生き残り、そうでないものが敵に襲われる。その為緑地では緑色個体を見かけるし枯れ葉の多いところでは褐色個体を目撃する例が増えるのでこういった説が流行ったのではないでしょうか。

仮説2・人間の努力関係なしにカマキリは生まれながらに何色になるか遺伝子的に決定している。

これがなんだかんだで一番信ぴょう性がある気もしてきます。それなら似たような環境で育った我が家のカマキリも色が分かれて当たり前ですからね。この説はこの説でカマキリを飼う上で何色が出るかな~とおみくじ的なノリでワクワク出来ます。けどこの説が通るのなら褐色個体で生まれて緑色個体になりまた褐色個体に戻るカマキリは一体どういう遺伝子

なのかと言う疑問が残ります。人間も生まれた時に肌の色が大体決まっていますが、後から多少の変化は成長に合わせてあるともとれます。そのレベルと同じ話になるのでしょうか。緑色個体、褐色個体、その両方の遺伝子を多くのカマキリが持ち合わせていて、その上で環境の状況が影響していると考えてみるとやや理解出来る流れかもしれません。

ちなみに遺伝子的にと言うのはひとつの卵嚢で見るのではなくて個体それぞれ1匹1匹ずつの違いがあると思っておいた方がいいでしょう。我が家で飼育した兄弟も色はバラバラです。犬や猫でもそうですよね。様々な色の赤ちゃんが生まれます。同じお腹から生まれた命でもそこは違ってくるものなのでしょう。

仮説3・生餌の影響

鯛の体はどうして赤いのか、それは餌の海老などに含まれるアスタキサンチンの影響によるものである。と言うのは魚の話ではありますが、食べているものによって体の色まで変わるなんて事があるのは驚きの話です。これがカマキリにも適用されるのではないか?と言う説になります。ちょっとこじつけ感がありますけどね(笑)

ここで注目をしたいのがカマキリの生餌が何を食べているかです。コオロギ系は恐らく草などではなくもっと雑食っけが強いのではないかと思うのですが、ショウリョウバッタなどはほぼ完全に草を食べていそうですね。ここでショウリョウバッタが草を食べていると言う事はその草の成分を含んだショウリョウバッタをカマキリが食べたのなら、カマキリ自体の体色にも何かしらの影響があるのではないか?と思ったのです。多少の影響力がある様な気はしますね。人間でも食べたものの影響って大きいですから。

しかし我が家で似たような餌をあげた6匹兄弟の中で緑色と褐色の両方が存在したところを見ると影響力はあったとしても少ないでしょうか。

仮説4・生まれた季節

カマキリは地域によっても違ってきますが通常5月頃に産まれるものかと思われます。これが前倒しになったり後ろ倒しになったりした時に色に影響はあるのか?と言う話です。こちらもややこじつけです。けど何が影響するか本当分からないですからね!

とりあえず我が家の6匹兄弟を例にあげれば1月と言う早生まれではありましたが色についてはばらつきが出ました。ってことは生まれた季節は関係ないと言う事になるのでしょうか?しかし私が注目をしたいのは遅生まれをした場合のカマキリの体色になります。我が家では遅生まれの個体を扱った事がないので実際のところは記録に残せていないのですが、遅く生まれたカマキリと言うのはそれだけ寒い季節になっても生きている可能性が高くなるかと思うのです。そうなった時に周りはもう草木が枯れ始めて褐色化をしていくわけですから、その中で生き残るのならば恐らくカマキリ自体も褐色である方が生存競争として有利なのではないでしょうか。

しかしこれについては予測を更に重ねると仮説1のカメレオン方式が当てはまる様な気はします。カマキリは周りの環境に合わせて色を変える事は出来なくても結果的にその場の背景色に近い色をしている個体が生き残る。つまりは生まれた季節はカマキリの色には関係はなくって結果的な話で生存率に影響をちゃっかり及ぼすと見た方が無難でしょう。

仮説5・日光浴をしっかりしているカマキリは緑色個体に、そうでないと褐色個体になる。




光合成なんてものが植物にもありますからあり得ない話でもないですが、そもそもカマキリは植物ではないのでどちらかと言うと私たちの様な日焼けと言うべきでしょうか。しかしこれもオオカマキリのオスに緑色個体は居ないと言われているのでそれはどんなに日光浴しても褐色個体のままでしょうから必ず日光に左右されるとはとても言い切れないのです。オスについてを除いて考えてみるとなんとなくしっくりはくる有力な手掛かりであるとは思えるのですが。オスはオスで完全な緑色じゃない個体もいますからね。
我が家の6匹を比べてみても大体同じように日光を浴びているのにもかかわらず同じメスでも緑色と褐色と別れました。また緑色に一度なった個体が次の脱皮で褐色個体になったパターンもあります。これを考えると日光と色の関係は信ぴょう性は微妙かな~と思ったりします。

日光が当たりにくいところでも緑色個体は育つのかどうか、ここを追及していくとまたどういう結果が出るか分からないですよね。例えば緑色の遺伝子を持っているカマキリがいるとして紫外線をよく浴びていると緑色になり逆に日陰や天気の悪い時期に育つと褐色になったり、様々なパターンが予測出来ます。

そもそもカマキリの中にも日焼けを受け止めるメラミン色素的なものがあるのかどうかです。全然日の当たらないところで育てたら真っ白なカマキリになったり?世の中黄色のカマキリは結構見つけられているみたいですけど白も見て見たさはありますね。

カマキリの生活する環境を思い浮かべてみると日当たりのいいところは瑞々しい青々とした植物がたくさん生えているのでもちろんそれに合わせて緑色である方が目立たなそうですよね。そして日当たりがあまり良くない環境だと周囲の雑草も少な目で枯れ葉などが多い環境になりそうです。こうなると緑色では目立ちすぎるので褐色である方が外敵から目立たず安全そうです。自然下で暮らす上で危険を回避する為にカマキリの生きる環境に自然と体色が適応できる様にこうした順応が日光基準であると言う説もこうしてまとめてみるとあり得そうな事ではあるなと思います。

カメレオン的な生活環境に合わせての色の変化と日光について混ぜて考えてみると不思議としっくりくる感じはあります。

また孵化の時点で緑色個体になるものがあまり見当たらないと言うのもひょっとして日光が関係しているかもしれないですよね。分厚い卵嚢に包まれた卵本体は日光にあまり当たっていませんから生まれる個体は褐色個体になる確率が多いとか。飼育下ではなく自然下ではこれもまた結果が違ってくるのかもしれません。

ちなみに日光と色の関係で根深いのがその色の濃さでしょう。恐らく褐色でも緑色でもどちらでも日光浴をしっかり出来ているカマキリは濃い色合いになるかと思います。またカマキリの皮膚にあたる表面の部分についても日光浴をしっかり出来ていた方が皮膚の部分が強くハリが出るものかと思います。日光は色の違いを意識する以前にカマキリの健康面にとても影響がありそうですよね。
カマキリと日光の関係については温度管理と日光浴の項目にまとめてあります。

仮説6・飼育をする上での密集度

こちらについてはトノサマバッタなどによく言われる話です。
バッタたちが暮らしているその空間の中で、空間に対してバッタの数が少ないと緑色バッタの数が多く密集度が高くなると褐色個体になると言います。この為飼育をしている空間の中では密集度が高くなりがちなので褐色の個体が出やすいと言う話があります。このバッタでよく言われる話がカマキリにも通じるものがあるのではないか?と思ったのですが、この話がカマキリに適用されるのであればそれこそ我が家で飼育をしたカマキリはみんな同じ色になるのではないかと思うので、やっぱり関係なさそうでしょうかねぇ。バッタちゃんについても本当にそうなのか…どこまで信ぴょう性がある話なのか謎ですがよく耳にする話なのでこちらにも記しておきます。

カマキリとバッタは割かし近い関係にありますからね。全く無関係とは言えない話かもしれないですけどここを定義づけるにはバッタからまず調べていかないとならなくなりそうですね(笑)

カマキリが体色を変えるタイミング

私が見る限りカマキリは生まれた時は全員褐色個体寄りです。

1齢幼虫

はっきり褐色個体と言うと語弊があるかもしれませんが、緑色と褐色が混じった様なごく薄い曖昧な色をしています。緑色になる兆しが多少見受けられる個体も中にはいるのですが緑色と言い切るには不十分な色合いをしている事が圧倒的に多いと思います。

我が家で観察をする限り、多くのカマキリは生まれたばかりの黄色っぽい体が固まっていくにつれてこげ茶の様な地味な色合いになりました。

その中で黄色みを多めに含んだ恐らく緑色個体になっていくであろう個体がいくつか見受けられました。

褐色個体になっていくであろう個体はしっかりとこげ茶なのですが、その中で一見褐色個体の体を光に透かしたりするとやんわり黄味があると言うか緑っぽさも垣間見れたりします。緑色個体に初齢からなる個体もいるのか?謎だらけですが今のところ孵化時の脱皮で完全な緑色になる個体はオオカマキリでは見受けられません。

この頃は本当ががんぼや蚊なんかと見分けがつかなくなるようなか細い体をしています。外敵から見て目立たない様に地味な色をしているのでしょうか。これを自然下で探し出して捕まえるのは至難の業でしょうね。

それではこのカマキリがいつ緑色や褐色へと成長を遂げていくのか?それは脱皮のタイミングにかかっています。脱皮をしたら緑色になるのが見受けられたのは我が家では2齢からです。早々緑色になる個体が出てきて以前のカマキリが当たり前に2匹とも褐色だったので驚きました。

脱皮して緑色になった2齢カマキリ

生まれた時点の初齢で1齢幼虫と呼ばれているのでつまり2齢は孵化して暫く経ってからの1度目の脱皮になります。ややこしい言い回しですが孵化直後に一度目の脱皮をしているので正しくは2度目ですが、分かりにくいのでここでは孵化して暫くしてからの脱皮を1度目と表します。通常そういった表記がされているものだと思われます。

1度目の脱皮をしたら2齢になり2度目の脱皮をしたら3齢になる、と言う感じです。

しかし一度緑色となったからと言って一生そのカマキリが緑色とは限りません

脱皮の度に色を変える可能性があります

我が家では一度緑色になったのにまた褐色になった個体は何匹も確認しています。

脱皮の時に色を変えると言う事だから脱皮の時だけ特別何かをしたら色を指定できるのではないか?とも思ったりしますがそんな簡単な事で色が決まっているわけではないのでしょうね。

ちなみに脱皮直後の色は当てにならず、脱皮から1日経った時の色がその後のカマキリの色になると思います。脱皮直後は体が柔らかくてまだ色も悩み中、といったところなんでしょうか?

こうして脱皮の時点で色が変わるわけですがその色を決定するのはどの時点なのかも謎が多いと思います。脱皮の前なのか?それとも後なのか?はたまたその瞬間なのか?まず脱皮前のぬけがらとなる古い皮の下で新しい体になる部分でどんな変化が訪れているのでしょう。カマキリは脱皮をしたらまた次の脱皮となかなか慌ただしい生き物です。こう考えると常に脱皮、もとい羽化への準備態勢ともとれます。となってくるともう常時環境や様々な事に適応をしていっているとも思えますね。そうなると脱皮の時に限らず常時体色を決める駆け引きも行っているのかもしれません。


カマキリのオスに緑色個体は存在しない?

ところでこんな話をご存じでしょうか?カマキリのオスに緑色個体は存在しないと言う話です。この話が真実ならば色を楽しむ目的だけではなくまだ目視で判断しにくい幼齢の内からオスメスの見分けが早々につきやすくなる便利な印だと思います。緑色になったらメスって事になりますもんね。カマキリが育っていってその後繁殖をするしないは別としてオスメスくらいは飼育者として把握しておきたい情報です。

しかしこの話はあてになりません。

どの範囲までこの話が浸透しているのかは分かりませんが、一度緑色個体になったカマキリをこの話を信じ込んでメスだと思って育てていって成虫になって改めて確認をしたらオスだったと言う経験があります。しかしそのカマキリが緑色個体であったのは幼齢の頃のみで成虫になった時には褐色個体(ツートン)となりました。

こちらがそのツートン個体。眼や脚などは緑色でその他は褐色と言うなんともきれいな色合い

なので私の飼育経験からいくと途中経過の色の話しを含まず成虫になってからの話のみで判断するのならばまだあり得る話かもしれません。ただしこの事だけをオスメスの判断材料として扱うのは信憑性に欠けると思います。

オスメスの判断の仕方についてはオスメスの違いはお尻を見よう!の項目もどうぞ★

ツートンカラーも登場!カマキリの色はハッキリ緑か茶だけではない?

カマキリの色は大きく分けて緑色と褐色の2種類の中でも微妙に色の濃さが違ったりととても個性があります。

色の濃さと言うのは日光が深く関係していると言う説があります。

その為自然下のカマキリよりも飼育下のカマキリは色が薄く育つそうです。これはバッタなど他の直翅類に分類されるものはどれもそうなる模様です。

私は野生のカマキリをあまり見たことがないので比べるのが難しいし色味の感じ方は人によっても基準は様々だと思うので確信はないですが確かに飼育をしているカマキリは若干淡色に見受けられます。その為この話は正しい情報なのかと思っています。

外カマ 確かにこの子は濃い

同じ褐色でも色が濃いもの薄いもの、赤身が強く出ているもの、全面緑色のものと部分的にオレンジっぽくてツートンカラーみたいになっているもの。よーく見るとみんな色が違うんです。大きく分けたら褐色か緑色かだけどその中で個性が光っています。こうして考えてみるとカマキリ同士では私たち人間が様々な人の顔を見分けられるだけの違いを感じるのと同じ様にそれぞれ全然違う顔として認識をしているのかもしれませんね。

完全な緑色個体

完全な褐色個体

ツートンカラーの個体

私が見る限りツートン具合が分かりやすいのは写真の様な緑色個体です。

こういう子は自分は緑色になろうか褐色になろうか悩んでいるんでしょうかね。褐色要素が入っているからこその色合いだと思われますが褐色と言うよりもはやオレンジじゃないですか?黄緑と茶色って絵具で混ぜてオレンジになりましたかね…。

成虫になった結果としては結局ツートンカラーを貫いてなんとも言えない色合いになりました。

これが正しい成長なのかどうかも分かりませんが、飼育者としてはとても美しい緑色と褐色のコントラストで感激しました。サイトのアイコンなどにも使っている写真になりますwお気に入りです。

前翅はどの個体でも必ず緑色になる様ですがその他にも瞳の色や脚など部分部分も黄緑、だけど本体や鎌は褐色ってこのカマキリを飼育して初めて見ました。

カマキリの色は結局はカマキリ次第で選ぶ事なんて出来ない。

結局これが真実だと言う気もします。

狙って出せる色じゃないからこそ、巡り合えたうちの子だけの唯一無二のその色合いをたくさん観察して堪能しましょう。

まとめ

様々な憶測を連ねましたがすべては憶測で私の頭の中の想像に過ぎませんが、いまだかつてカマキリの色を決める条件が明確に解明されてないので言いたい放題語っていいものだと思います←

ちょっとまだ謎の多いところもまたカマキリの魅力といったところでしょうか。ミステリアスカマキリ!

色についてのこのページはぶっちゃけ大概が私の憶測に過ぎないレベルの話になってしまいます。真剣に読んで下さった方がいるのなら本当にありがとうございます(笑)

真実が例えそうでなくともあれやこれやと推測をするのは楽しいですよね。そしてそれを繋いでいくといつか本当の事が見つけられる気がします。

カマキリの色の決定打についてはっきり言及している記述は今の時代にはありません。あっても信憑性がありません。いつか解明してほしいですね。

まぁ、人間女の子が生まれても男の子が生まれてもわが子ならかわいいのと同じで、カマキリも褐色だろうと緑色だろうとどちらもかわいいものです。色にこだわりはあまり持たずに運命的に自分の元に現れた縁あるカマキリを大切に飼育していきましょう。




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