唐突な交尾チャレンジ
2019/09/30
前の投稿でオスカマキリとの出会いを書きましたが逃がした次の日帰宅したらまたしてもオスカマキリが窓にくっついてました。
あれ?帰って来たの?とビックリ。
これはもう私が相手を見つけるしかないかな~となんとなく思ってしまいましたwって事でふらぁっとメスも捕獲をして来て→オスもなんとか捕獲。
2019/09/30
こちらはオス。
2019/09/30
胸の部分がとても赤い個体です!!この前の日に捕獲をした個体ととても色が似ているのですがどうやら別個体のようです。最初のオスの方は胸にヤドリバエの卵が2つついて居たのでその跡がないですしね。まぁここまで来たからには一応キープしてみてます。
2019/09/30
こちらはメスです。画像がなんだか暗いですねwけれどとても美人なメスですよ。体長も10cmくらいの立派なメスになります。やっぱりオオカマキリのカッコよさはメスのこのサイズ感にあるような気がします。
2019/09/30
オスメス並べてみました。左がメスで右がオスになります。
写真ではあまり分からないかもしれないですけどサイズ差がかなりあるんですよね。
こうしてオスメスを揃えたのは言うまでもなく交尾に踏み切る為です。
色々な葛藤がありましたが折角カマキリの方から寄って来てくれたわけですし…飼育も4シーズン目になりましたから今年はちょっとやってみようかなって言う気になりました。
とは言えどうしようどうしようで数日迷ってましたけどね。
一昨日ついにケースを制作してついに昨日カマキリを投入しました。
2019/10/03
こちらは制作途中。鉢底ネットをうまいこと針金で編んで止めてをずーっとやってなんとか四角までもって来ました。60×40×50と言う大きなスペースが出来上がりました。
底の部分になっている水色のお風呂マットは以前お風呂で使っていたものなのですが使わなくなったので捨てようと思っていたものです。たまたまサイズがぴったりはまりましたw
底の部分もマットが抜けない様に針金でなんとか補強をしていってます。
2019/10/03
しっかり大型のカマキリ交尾小屋が出来上がりました!
上の部分は虫よけネット?植物などにかけるやつですね。それの大型のを買って来て切ってまた針金であみあみ鉢底ネットに固定しています。
全部の面をふさいでしまったのですが、出入り口はどうしよう?と悩んだ挙句手前に穴をあけてつけました。写真ではわかりにくいかもしれません。
2019/10/04
中には造花などを入れてオスが隠れられるようにしましたが2匹ともずーっと天井に居たのでイマイチ意味を感じられませんでしたw
2019/10/04
分かりにくいですがオスメス同居。我が家で初のカマキリ成虫の同居です!!祝
2019/10/04
こんな近い!!近い!!…のに全然交尾しないwww
2019/10/04
一度メスがオスを襲いかけたので子供と一緒に悲鳴でしたが、オスが案外逃げ足が速くってすばしっこく逃げ回り無事でした。
メスの気を引く為に餌となるバッタなどをたくさん入れたのですが…食べている間にオスが交尾を仕掛けてくれるのが一番安全だと思うんですけどね。なかなか都合よくいかないもので…全然交尾っぽい感じにはなりませんでした。
2019/10/04
大きなトノサマバッタを食べたメスは満足をしたのかとりあえずぼーっとしはじめたので「え?寝たのか?」と思いましたが。カマキリって寝るんでしょうかねぇ。
2019/10/04
メスの目の前をオスが通り過ぎたりしたのですが…意外と襲う感じはないんですね。メスもオスを積極的に襲うと言うわけではないようなのでとりあえず夜間の間は思い切って同室のまま放置をしてみました。餌のバッタも寝静まったのか動かないのでメスもこれ以上餌を食べてお腹をパンクさせる事にもならないかなと思って。
2019/10/04
2019/10/04
お腹パンパン。トノサマバッタを食べた後です。この後も羽音がしたんですけどビビッて手を突っ込んでしまった私が居ました。もしかしたら交尾をオスが仕掛けた音だったのかも…。もし邪魔してたらごめんよw
2019/10/04
こんなに近くにいるのに~♪
夜の間同居をしていたカマキリのオスメスですが、朝見たらきっちり離れて存在をしていたので交尾をした可能性は低いかな?まぁ~とりあえず試しにやったはやったので、あとは自然に任せようかなと思います。
交尾をずっと避けて来たのは交尾の際にオスがメスに食べられるのが嫌だったから…って感じの私でしたがなんとなーく交尾をしても必ずしもオスは犠牲にならないと言うのは分かりました。
ただ
・狭いスペースでのオスメスの同居
・空腹(特にメスの)
は避けるべきだろうなと思います。
私はオスメスの違いの項目でオオカマキリのメスも飛ぶ!って話をしていますが比較にならないくらいオスはとんでもなく飛びますねw勿論メスも飛ぶ時ははるかかなた見えなくなるくらいまで飛ぶんですけど。オスは細かく飛ぶって言うか、飛び方の違いをすごく感じますね。
ふと手を出した時なんかに素早く反応して飛ぶのはやはりオスって感じです。メスは堂々としているか威嚇をするかですからね。体の重さ的なのもあるのかもしれないですけど改めてオスメスの違いをはっきりと感じられてまたオオカマキリの魅力を知ってしまった感じがします。
まぁ交尾は失敗しそうですけどw
いい経験にはなりました♪
メスカマキリ、ひょっとしたら一度産卵を終えた個体でしょうか?エサを食べる前の写真がお腹がスリムだったので。カマキリ採集に行くともうお腹がパンパンな個体か一度産卵を終えてお腹が萎んだ個体かどちらかですね~フレッシュな個体は居なくなり羽にシミのあるカマキリや怪我をしたカマキリ、1ヶ月の間にカマキリは人間の何十倍ものスピードで劣化していっているんですね。
私の家にも終齢幼虫から羽化したオオカマのメスがいますがお腹もパンパンなのでオスを捕獲して交配させてみます。先日交配していたチョウセンカマキリを持ち帰り観察してましたが、居眠りしてしまった間に見事綺麗にオスが食べられてしまいました💦
メスはその後産卵しました。
食べられたオスのDNAは来年に引き継がれて行きます。オスを食べたメスカマキリの方が卵を沢山産むらしいのでオスは無駄死にではないと思ってます。
メスカマキリは産卵後とはこちらの地域ではまだ時期的にも思いませんでしたがどうなんでしょう。それはもはやカマキリにしか分からないところでもあるかと思います。自然下のカマキリは傷みのある個体が多いですが死闘を生き抜いて来たんだろうなと言う勲章の様に思えて私からは素敵に見えます。チョウセンカマキリ見つかったんですね。私は全然見かけませんがとりあえずカマキリはオオカマキリで満足しています。確かにオスを食べる事で栄養が違うんだかなんだか産まれるカマキリの数も多くなるとは言われてますからオス明利には尽きるのではないでしょうか。子孫を残せないカマキリも居る中ですから大健闘でしょう。しかしそのデータってどうやって取ったんですかねぇ…。みんな元気な子孫を残していけるといいですね。
チョウセンカマキリは住宅街に隣接する調整池がある緑地公園にいました。そこはチョウセンカマキリが多くオオカマキリは数匹確認しただけでした。オオカマキリとチョウセンカマキリは住み分けしていたんだなと思いました。しかしオオカマキリが多い採集地ではチョウセンカマキリが全くいないのでやはりオオカマキリがカマキリ界の頂点なんだなと思います。オオカマキリは平均9㎝位の体長をした個体を良く見ますがチョウセンカマキリは大きくても8㎝前後でだいたい7㎝位の個体が多くて体格や太さや獰猛さではオオカマキリの方がはるかに上回っているのでオオカマキリは日本のカマキリの頂点に君臨するのだと思います。
チョウセンカマキリも居るところには居るんですね!私は飼育して以来見て居ない様な気がします。その地域はオオカマキリもチョウセンカマキリも居る地域でした。様々な暮らしぶりが各地域で見られそうですね。今年はおとなしいタイプのオオカマキリとしか出くわさずあまり威嚇をされた記憶がありません。ならではの獰猛さを残りの季節で見れたらいいなと思います。