はじめてのミヤマクワガタ飼育
2020年にはじめてミヤマクワガタの飼育をする機会が得られました。
当サイトこれであなたもカマキリ博士~飼育録~はあくまでオオカマキリの飼育をメインとしたサイトなのでミヤマクワガタの飼育の知識については本当ド素人中のド素人です。参考などにはしないでひとつの飼育の記録=日記としてお楽しみください☆
って事で必死にそこら中駆けずり回って見つけた唯一のミヤマクワガタその名も「ミヤ子」
すぐ名前をつけたがる私です。歓迎の証です。
2020/09/02 目を疑いました発見時
2020/09/02 感激!!!
2020/09/02
発見場所:山道脇の積載された落ち葉(腐葉土)の山の上
見つけた時の様子:歩いていた
天気:豪雨明け直後の昼過ぎ
私って子供が居るのでなかなか夜中遠方まで採集をしに行けないんですよね。行くとしてもせいぜいチャリで行ける近所の公園程度。なので生息域が限定されているミヤマには苦戦しました。
ミヤマは標高の高い温度の低い場所でないと見つからないそうですからどうしたって多少遠征になります。
時間帯としてもなんとか昼間見つけられたのは本当に運が良かったとしか言いようがないかもしれません。基本的にはカブクワは夜がメインでしょうからねぇ。
飼育に苦戦
飼育方法はなかなか特殊で苦戦し、長く飼育をしてあげられませんでした。一応調べまくって最善は尽くしたつもりだったのですがもっと知識をつけ環境を整えて再びミヤマの飼育をしていけたらいいです…が本気でそうするとなると温度を低温に保つワインセラー的なものが必要になってくるようなのでそんな安易な決意ではやっていけないかも(^-^;
お住まいの場所がそれこそミヤマの生息域に近い涼しさを保てる環境であるのならいいのですがそうでないとなると飼育は困難なのではないかと思います。常温でもうまく生き残る個体も居る様ですが…。
我が家の設備としては30×20程度の虫かご(水槽)に十分に湿らせた園芸用の黒土を15cm程度敷いてその上に5cm程度の同じく湿らせた腐葉土を敷いていました。
この黒土と言うのがミヤマの産卵には必須の存在になっていくそうです(調べた後の曖昧な記憶の知識で語っているので私の話はあてにせず飼育の参考にしたい方はしっかり別でお調下さい)
そしてその他にすっごい大事なのが「温度」と「湿度」でした。
湿り気はやや通常のカブクワより多め。山の中腹部を思い出すとわかるかと思います。しっとりひんやりしてますよね。あの感じを再現しないといけないんで大変でした。霧吹きを乱用しつつ温度はクーラーボックスに水を10cmくらい貯めてその中に水槽を入れて更にペットボトルに水を入れて凍らせたものを1日に2度朝と夜と入れ替えて居ました。そうして温度を絶対に25度以上にしない様にしていました。
一応よく言われているのが30度を越えるとすぐ死ぬって事みたいなのですが20度前半が適温であり産卵に移行しやすい温度と言う事みたいです。25度を越えていくとやや危うい感じになると言うので気を付けて居ました。ザックリとした温度の把握の仕方をしているので細かい所を知りたい方はミヤマを専門で扱っているサイトでお調下さいませ!
2020/09/02
そうして大事に大事に箱入り娘で育てていたのですが9月中に死んでしまいました。
蓋を開けたらひっくり返っていた事があったのでそれも体力を消耗する原因になってしまっていたかもしれません。もうちょっと捕まれる様な葉やら枝を用意してあげるべきだったかなぁ。
ミヤ子が死んでしまったにしても卵を残してくれているかも?と思ったのですがこちらも見つけられませんでしたねぇ。うーん難しい。通常のカブクワはほっておけば産むくらいのノリがあったりしたのですがどっこいです(それはさすがになめすぎかも…)
2020/09/02
2020/09/02
数少ない思い出の写真です。本当に短い飼育になってしまいましたがこうして初めて生体に出会えた事は私にとってとても嬉しい記憶になりました。
貴重なミヤマクワガタ、死後は
ミヤ子は捕まえた時はどこも欠損のないきれいな個体だったのですが死んだ後に見つけたら脚のフセツなどがあちこち欠けてしまっていました。けど名残惜しいので標本として手元に残しておく事にしました。
2020/10/20
ミヤ子の他にも採集中にきれいな状態のコウチュウの死骸を結構拾ってきていたりしたのでそれらと一緒に標本チャレンジ。針使い過ぎなのでは?というツッコミを知人から受けたのですがwまぁ人生ではじめてやったので許して下さい。
2020/10/20
他の拾って来た昆虫達の死骸は結構時間が経過していてうまいこと乾燥をしていたのですがミヤ子は比較的新しい死骸だったのでちょっと半生な感じで結構匂いました。標本はよくよく乾燥をさせるのがコツみたいです。
標本についても2020年度はじめての試みでした。カマキリの飼育はすごく控えめになってしまいましたが色々昆虫関連で挑戦出来た年になりましたね~コロナ年★
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