用意する物2【止まり木、足場】

絶対必要!止まり木or足場

カマキリは成長するにつれて何度も何度も脱皮をして最終的に羽化をし成虫となる生き物です。

この工程を失敗してしまうと命を落とす危険性があります。そうならない為に安全な止まり木や足場が必要になってきます。

ポイントは

1、倒れたりずれたりしない安定感

2、カマキリがしっかり脚を踏ん張れるだけの幅

3、脱皮後のカマキリの成長した体が十分にぶら下がれるだけの高さ&長さ

4、滑らない素材

と言ったところです。

ではこれを踏まえた上でどういったものを用意したらいいでしょう。

3.止まり木】
手っ取り早い方法だと手頃ななんかを拾ってきて入れてあげるといいです。

こちらの場合は何よりタダなのがいいですね。自然から拾って来たものなのでついでに謎の虫が孵化したりもしますがこちらもカマキリの餌になるので問題なしです。(一度加熱や冷凍をすると心配なくなります)バッタを生餌として使用するのならそのバッタ用の餌がイネ科の雑草などになるのでこちらもついでの足場になります。

しかしこちらだと細い場合もあるのでそうなるとカマキリは脱皮の際に脚を踏ん張る事が出来ません。たまに器用に登り棒の様に脚を閉じて捕まって脱皮を成功させる事もありますがあまり良くなさそうなのでカマキリの体の大きさに合わせてしっかり幅のあるものを用意してあげましょう。
間に合わせなら割りばしやモール、造花なんかも使えます。ぶっちゃけなんでもいいっちゃいいのですが私が飼育する中で一番カマキリも捕まりやすく飼育者としても扱いやすいと思ったのは100均一などで購入出来る鉢底ネットです。ケースのサイズに合わせて切り取れば変化自在ですし、カビの心配もありません。気軽に洗えますしね。これがあれば安心と言う感じです。

巻物状になってかなりの量で200円かな?

巻いてるものでなくフラットなタイプのものも数枚セットで売っているのでそっちの方がいいかもしれません。

元の巻いている状態から切り取る際のコツとして巻方向に直角に縦にはさみを入れてあげるといいと思います。巻いている方向と同じ向きで切るとくるんと丸まってしまい止まり木としてイマイチです。(アイロンとかで直るかも)ただしそのカーブを利用すると言う手もあります。

カーブを利用してプラカップに立てかける事でちょうど良い脱皮場所に

こうすると天井部分にも鉢底ネットでの良い足場が出来ますね。しかしカーブ故に根本が不安定なので写真では脱脂綿を利用して固定しています。いっそグルーガンでくっつけてしまった方がズレてカマキリが下敷きになる心配がなくなるので安心かもしれません。

止まり木は出来るだけ倒れたりしない様に固定しましょう。

テープなどで固定する際はカマキリが張り付いてしまわない様にガッチリ隙間なくとめましょう。出来るだけケース内はテープの使用は避けた方がいいと思います。

まぁ、そこまでするくらいなら縦切りしてまっすぐ立てかけれた方が固定しないでも比較的安定していいと思います。切り取る際の幅はカマキリの脚を広げた状態でもしっかり止まれるくらいの幅があった方がいいと思います。

こちらの写真は2018年度版。試しに止まり木を入れてみた状態です。5齢くらいかな?

まぁ~やっぱりこれはイマイチでしたねw羽化前までは脱皮中に体勢を立て直す必要があまりないので天井さえ補強をしておけば十分な気がします。

ここで上から見たカマキリの図です。

脚の関節までの高さがフラットになった状態がカマキリにとって無理のない態勢になると思います。逆に脚を内側にすぼめる様な態勢は負担となりやすそうなので避けれると良いと思われます。

脚を広げた時の幅(膝から膝)の目安をぬけがらから推測してみましょう。

※後日写真比較をあげたいと思います。

どういった足場がベストかわからない内はカマキリが脱皮の場所をいくつか選べる様に複数足場を入れて具合を試すのも手です。

この図だと天井と止まり木(鉢底ネット)が脱皮スポットになります。

ちなみに我が家流だと逆に敢えて足場はあまり余計に入れないで最低限にしています。入れた分脱皮スペースが狭くなってしまう事を懸念しての事です。広々とした空間を保ちつつ置き場を考えてみましょう。

また用意する物1【基本】でも言いましたが、網の蓋などがついた横型のプラスチックのケースを縦置きして使う場合、天井がツルツルした面になってしまいます。こうなると天井でカマキリが脱皮をする可能性があるので足場として少し心配がありますね。なんてったって

足場として重要視したいのは第一に天井です。

用意する物1【基本】のおさらいの様になってしまいますが(笑)

写真のように横面と天井を鉢底ネットor網戸で補強をすると安心です。

メインでは鉢底ネットを使っていますが網戸も安価で使えます。3齢頃まではもしも倒れた場合を考えたら軽い網戸の方が安心かもしれません。幼齢のカマキリはとても小さいので下手したら止まり木の下敷きになったりもします。くれぐれも気を付けましょう。




写真だと横の面の下の方まで鉢底ネットを貼っていますがこれをやってしまうと漏れなくミルワームを餌として投入した時にケースとネットの間にミルワームが入り込み取り出せなくなります。また狂暴なコオロギがよじ登って来て脱皮の邪魔をする可能性もあるので下の方にはネットなど餌の虫が登る足場になってしまう可能性があるものは張らない方がいいと思います。(これはその欠点に気づくきっかけとなった初代の飼育ケースになります)下の方で脱皮をする事はないと思うので上半面だけネットを貼れば十分でしょう。

ここまで書いておいてなんですけど邪魔になるくらいなら止まり木はいりません。

見る限り天井さえ補強されていればカマキリは脱皮の場所にはほぼ困らないと思います。

なんてったって私が飼育をしている限りは、いくら止まり木を入れても壁を補強しても結局高確率で天井での脱皮をするものばかりですからね。

十分な飼育スペース=脱皮や羽化を行うスペースが確保できるのなら良いですが、それが足りない様な環境で無理やり止まり木を入れるくらいならない方がいいでしょう。邪魔です。それなら天井や壁などを補強するのをおすすめします。そうなったらどこかしらには必ずとまりますからね。

用意された止まり木無視で天井の排水溝ネットで羽化をするカマキリ

ただし脱皮にしろ羽化にしろカマキリは重力の力を借りてぶら下がって脱皮をした後、体を起こし改めて柔らかい体を乾かしたり、羽化の場合は羽を伸ばしたりの行動に移ります。こうなった時に出来れば天井以外の側面に足場があるとスムーズにカマキリも上体を起こせると思われます。その為止まり木をなしにしたい場合は必ず壁は補強しましょう。出来るだけカマキリの負担にならない環境作りをしておいてあげましょう。

私の場合は羽化を始めたカマキリを観察して脱皮を終えた段階で体を起こす為捕まれる様に追加で止まり木を導入したりしていましたが、カマキリがびっくりして転落する場合もあるかもしれないのでちょっと危険かもしれません。まぁ無難に止まり木を入れておくのがやはりスタンダードなのかもしれませんね。(どっち)

あくまであるに越したものではないですが、代わりになる場所があるのなら大丈夫だと思います。しかしあくまで私の飼育をしてきた経験上の話で保障はないので、自己責任での実施をよろしくお願いします!

上の写真の様にケースのサイドや天井を補強するとなるとやや大仕事になります。複数の飼育をしている場合はこの作業がかなりの負担になります。

ただでさえ飼育頭数が多いのに更にケースの補強をしないといけないとなるとちょっと想像しただけでしんどいですよねw

その場合は我が家で2018年度の飼育後半メインで使用していた方法をオススメします。

ちょっとちょうどいい写真がないのですが、簡単に説明をするとケースの蓋をとりあえず排水溝ネットで補います。この際に1枚では破けて餌やカマキリが脱走する可能性があるので2枚程重ねて使用した方がいいと思います。

そしてこの蓋にした排水溝ネットに更にケース内側に向けて垂らした状態の排水溝ネットを挟み込みます!

ちょっと想像をしにくいでしょうか?写真探しておきますw

こうする事で排水溝ネットの止まり木が天井だけでなくケースの内側にも出来るのです。

排水溝ネットはちょろっと垂らしておく止まり木としてはとても向いている素材だと思います。

カマキリの活動を妨害しない柔らかい素材なので多めにつけても安心。私は対面の角々の2か所に垂らしている事が多かったですが4隅でもいいでしょうね。そこまでやればどこで脱皮や羽化をしても安心でしょう。

しかし排水溝ネットでも邪魔になる可能性も一応考慮して必要最低限は心がけましょうね!

 

 

飼育ポイント★止まり木はカマキリの成長過程(脱皮、羽化、普段の生活)の邪魔にならない様に設置する でした

用意する物1【基本】に続いて

1、飼育スペース

2、飼育ケース

3、止まり木

と紹介してきました。

ここまでの項目で飼育する環境作りの基本はバッチリではないでしょうか?

次はいよいよこれなしでは生きていけない!カマキリの口に実際入る餌と水分についてです。




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