餌と水分5【齢ごとの餌の移行】

齢別の餌の量や種類の移行まとめ

カマキリの餌で一番気を遣うのは1~3齢頃までになると思うのでそこを中心にザックリ齢別の餌をまとめてみたいと思います。

カマキリは1齢の時からそれぞれサイズが違います。またオスメスによって1齢時から餌を食べる量にも差があるように思えます。そして餌のトリニドなども販売されているカップごとに大きめ小さ目あるので目安で考えて下さい。

※例はそれぞれ各虫で1回分です。匹数は目安として考えて実際のカマキリの腹のサイズを見て調整して下さい。

★1、2齢程度=5mm未満

例:アブラムシ(枝1本分適量)、トリニドショウジョウバエ(2,3匹程度~様子を見て増やす)、キイロショウジョウバエ(4~6匹程度)、初齢のコオロギ(5匹程度)、5mm以下のSSサイズ程度までのイエコオロギ(1匹から)、同等サイズの昆虫 ミルワーム5mm程度の赤ちゃん(1匹から)、シジミチョウ(1匹)

※2018年度飼育時

キイロショウジョウバエは脱走しまくるので使用しませんでした。代用でアブラムシをフル活用しました。こちらはトリニドより小さいのでメスより一回り小さいオスの個体などには好評でした。カマキリを襲う心配もなく引きが良ければ勝手に増えてくれるものもいるので便利です。タダだしw

トリニド:1齢=3匹程、2齢=6匹程

イエコオロギ:1齢=4mm程度までのSSサイズ3匹まで、2齢=4mm程度までのSS サイズ5匹程度

イエコオロギはメーカーによってもサイズ表記が違います。1.2齢にあげるものは大体がSSかSSSサイズ表記のものが合っていると思います。これらは4mm程度のサイズになります。コオロギで言うと脱皮を1度か2度かした程度だと思います。

Sサイズはどのメーカーも恐らく大きめとなるので3齢になってからにしましょう。

こちらはフタホシコオロギです。2019年からメインでも使用をしました。

店舗購入ですがSサイズより小さい極小サイズと言うものでした。こちらだと3齢前のカマキリでも安心して与えられました。

こちらはフタホシコオロギSサイズ。これだと1cm前後あるので幼齢カマにはちょっと大きすぎます。ひとえにSサイズと言ってもサイズのムラがあるのですが5齢程度のカマキリ(メス)からは様子を見て与えられると思います。

★3齢に入ったら=1cm未満

例:トリニドショウジョウバエ(5匹程度~様子を見て増やす)、Sサイズ程度のイエコオロギ(1匹から)、同等サイズの昆虫、小型の蝶や蛾(1匹から)、ミルワーム1cm未満のもの(1匹から)


幼齢のオンブバッタを狙う2齢くらいのカマキリ


カゲロウを捕食する2齢くらいのカマキリと餌のショウリョウバッタとオンブバッタ

3齢にトリニドを与えているとたくさんあげないといけなくなるのであっという間になくなってしまいます。出来るなら3齢頃から販売されている餌の中で選ぶのであれば、トリニドから完全にコオロギに移行した方が経済的でしょう。

★4、5齢=1cm程度の昆虫それぞれ1匹から

1cm未満のSサイズから脱皮1回程度のイエコオロギ、サイズに合った鎌で掴めるサイズの昆虫、小型の蛾や蝶、ミルワーム1cm程度のもの、モンシロチョウ

イエコオロギを捕食する4齢くらいのカマキリ

★6齢=1.5㎝程度の昆虫それぞれ1匹から

1.5㎝程度までのイエコオロギ、サイズに合った鎌で掴めるサイズの昆虫、ミルワーム1,5cm程度のもの

★7齢~それ以降=大体なんでも
通常サイズのイエコオロギ1匹ずつ、サイズに合った鎌で掴めるサイズの昆虫、ミルワーム販売されているスタンダードサイズ2cm程度のもの、アゲハチョウ

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