餌と水分4【餌の種類と特性3】

【レッドローチ:オススメ度★★★★☆】入手先=店舗

こちらは某爬虫類系ペットショップの店員さんがすごくオススメとおっしゃっていたので間違いないと思います。扱いとしてはコオロギの代用になります。もし可能ならコオロギは避けてレッドローチの方が獰猛さはなく、栄養価の高いのでいいようです。

しかしレッドローチはそれらしさは少ないものの思い切りゴキブリなので我が家には迎え入れる事は出来ないでいます。まぁ言うなればコオロギもほとんどゴキブリと変わらない感じはあるので慣れなんでしょうね。使用経験がないですがオススメしておきます。今年こそは私も挑戦しようと思っています。購入経験がないので画像の用意がないのですが下リンク先に画像ありますので興味がおありの方は見てみて下さい。

 

【ショウリョウバッタ:オススメ度★★★★★】入手先=自然下

私は外で餌を捕獲していた時は主にショウリョウバッタをカマキリの餌として活用していました。


2匹の7齢カマキリ用に捕獲してきたショウリョウバッタ達

カマ以外【バッタ編】でも多数紹介をしている好きな昆虫でありますが、無抵抗でとてもおとなしい虫なので捕獲もしやすくカマキリの餌としてとても重宝しています。いつもショウリョウバッタさんには感謝してもしきれません。助けてもらってます。我が家では自然下で捕獲して来たカマキリの餌のメインです。

ショウリョウバッタも齢で大きさの差がかなりあります。カマキリのサイズと相談しながら合った齢のものを与えましょう。

サイズとしてはオスは成虫になってからでも成虫のカマキリの餌として扱えると思うのですがメスの成虫はちょっと大きすぎるかもしれません。とは言え自然下ではカマキリは自分よりも大きな昆虫などを捕食してるようですからそこまで心配もいらないのかもしれないですが我が家ではあげませんね。




【オンブバッタ:オススメ度★★★★☆】入手先=自然下

メスの成虫でも4cm程度でしょうか?かなり小型のバッタです。

ショウリョウバッタと同様にカマキリの餌として適したおとなしい虫になるのですがこちらは少しおとなしすぎます。動きがないとカマキリは餌として認識をしないのでそうなると意味がありません。オンブバッタは外で見つけても本当にじーっとして動きませんからそこがちょっと困ったところです。ただしショウリョウバッタよりも肉厚なバッタになるので腹持ちはかなりいいでしょう。捕獲をする場所にもよりますがショウリョウバッタよりも動きがない為見つけにくい存在かと思うので、もし見つけたら是非ゲットしておくといいですね。

【虫捕りポイント★ここでバッタを捕まえるコツ!】

跳ねるバッタを捕まえる際にはコツがあります。ぴょんと跳ねた着地地点を見逃さない事です。そこまでひっそりと近づいていけば草にとまってじっとしているバッタを見つける事が出来ると思います。その状態を素早く捕まえるのがコツです。もしくは着地地点を予測してその場に向かっていきます。すばしっこいバッタはこちらの方が確実でしょう。

通常昆虫採集をするには捕虫網が必須の様に思われますが私の場合はオール素手です。子供と虫取りをするのなら怪しくないですが大人一人で捕虫網を持って公園なんかをうろうろしていると怪しいと言うのが一つの理由で、あととにかく邪魔なので持ち歩かなくなりました。

両手フリーハンドの方がいざって時にいい仕事出来ると思います。ふと仕事帰りに時間が空いた時なんかも道具がなくてオッケーなら気軽に立ち寄ってカマキリに新鮮な餌を与える事が可能です。

私の虫取りの時の必須アイテムは最悪ビニール袋のみです。片手にビニール袋、あいた手でどんどん虫を捕まえていきます。準備がいい時はプラカップ(蓋つき)や虫かごを持っていきます。袋の様にへにゃへにゃしたものよりカップ程度に形がある方が昆虫も安全に運べると思います。

冷たい飲み物の入っている透明プラカップもすごく活用出来ます。飲み終わったら虫かご代わりに。やはり透明だと中の様子が分かるのでついでに餌の虫の観察やどの程度とれたかを一目で確認できるので餌の乱獲も防げます。それから飲み物用のものの蓋は最初からストローを刺す穴が十字に切れ目で入っているのでこれが空気口になるので手間いらずです。ただしある程度のスペースを持てれば昆虫は袋やプラカップに密閉をしても暫くは大丈夫です。袋に入れる時には空気を入れて膨らんだ状態で持ち運びしてあげましょう。

それから餌の虫を捕まえて持って帰る時にはその餌の虫に合った餌を入れておいてあげましょう。餌がない状態だとせっかく捕まえた生餌なのに共食いをしてしまって帰ったら死んでいたなんて事になってしまいます。人目も気になるので中身が見えないビニール袋に生餌の入ったケースや袋を入れて持ち運ぶと安心です。車移動なら関係ないですが電車なんかだと周りの方の迷惑になりますから生餌が見える状態で連れ歩くのは控えましょう。昆虫が苦手な人への配慮はお互い不快にならないためにも大切です。

【イナゴ系・キリギリス系:オススメ度★★★☆☆】入手先=自然下

一口にバッタと言っても種類がとても多いので私も全てを把握しているわけではないのですが、属に言うイナゴはショウリョウバッタに比べてかなり暴れん坊です。捕まえる時の抵抗力がすごいのでそこのところがカマキリが捕獲して餌となる時もややネックとなるでしょう。通常の健康なカマキリにサイズの合ったこれらを与えるのであれば問題はないかと思いますが少しでも手負いのカマキリ(パーツの欠損などがあるカマキリ)には与える事は控えておいた方がいいかと思います。

ショウリョウバッタやオンブバッタなどひたすら草をメインに食べているバッタに比べて少し獰猛であります。こればかりは性格の問題ではないかとも思うのですが。キリギリスなども同様です。そもそもバッタは雑食ですからおとなしいショウリョウバッタなどでも油断は禁物なのでしょうがそれっ気がより強いのがイナゴやキリギリス系になるかと思います。

ちなみに比較的(ショウリョウバッタより)すばしっこいので捕まえにくい上に飼育ケースの蓋を開ける際に脱走する可能性が高いです。扱いにくい餌として私は認知しています。無抵抗なショウリョウバッタに比べてイナゴなんかはとにかく暴れまわります。まぁいきがいいっちゃいいんですけどね(笑)

自然下では問題なくカマキリの餌としていただいているのでしょうけど問題は飼育下で与える餌としてどうかと言うところです。逃げ場のない密室でカマキリと獰猛な餌を一緒にする事はあまり好ましい事ではないというのを覚えておきましょう。




【ゾウリムシ:オススメ度★☆☆☆☆】入手先=自然下、店舗

餌用に飼育していたゾウリムシ一家

ゾウリムシはどこにでもいる虫ですね。ダンゴムシは固すぎてカマキリは食べれないと言いますがゾウリムシはかろうじて食べられない事はないようです。しかしやはりこの体の作り。固い上に滑る様でカマキリも多少口にするのですが途中で手放してしまう事ばかりでした。

こうなるとケース内では手負いのゾウリムシが無残にお亡くなりになっています。動かなくなった餌にカマキリは興味を持ちません。餌にもなりきれずにお亡くなりになっているゾウリムシ。これはちょっと辛いものがあるのでカマキリの餌にするのはオススメ出来ません。やはりカマキリの餌にするものであるのならまるっときれいにカマキリが食べきってくれるものを選びたいですね。カマキリの生きる為の糧になってもらうのとただただ無駄死にさせるのとでは違いますから。

ゾウリムシは最初この量といいとても気持ち悪くて飼いたくなかったのですがカマキリの健康の為に!と思い某爬虫類ショップで購入。これがなんと飼育して見慣れてくると結構かわいいんです。赤ちゃんもどんどん生まれるんですけど1,2mmしかない程度でときめきまくりです。

ちなみに飼育の仕方は深めのタッパーの様なプラケースに腐葉土を敷いてその中にゾウリムシを投入。蓋は一部切り取り不織布を張り多少空気が入るかな程度で湿気が逃げない、かつ蒸れない状況で飼育をします。土が乾かない程度にゾウリムシに直接かけないように霧吹きをしていました。餌は爬虫類用のカルシウムパウダーと野菜くずです。爬虫類用のカリカリのカラフルな餌をたまにあげていたのですが食べきる前に湿気でカビて不衛生になるのでオススメしません。カルシウムパウダーは独特の甲殻類の作りをした体を形成するのに必要となってくるので与えてあげましょう。カマキリの餌としてはオススメしませんが飼育は簡単でかわいいのでオススメです。

【蝶、蛾:オススメ度★★★☆☆】

獰猛さのない昆虫が多いので餌として扱いやすいかと思いますが、大半が翅で見た目より腹の足しにはならないでしょう。カマキリはこういった翅は基本食べずに残してしまうので食べ残しがかなり残酷でちょっと辛いものがありますね。抵抗がない方は与えてみましょう。

【餌に向かない虫】

昆虫も多種多様、ここで説明しきれないくらいに居るのでとりあえず特筆して餌に向かない昆虫をまとめておきたいと思います。

★サイズを気を付ける=コオロギ、キリギリス、コロギス、テントウムシ

★固くて餌に向かない=甲虫、ダンゴムシ、多分カメムシも

★与えない=蜘蛛、蜂など刺す虫、毒のある虫。この他にも獰猛な肉食色の強い昆虫は避ける事!

☆かわいいですがテントウムシも獰猛な性格をしているのでまだ小さいカマキリには避けましょう。

☆カマキリに危害を加えそうな生餌をどうしても与えたい場合はピンセットなどでカマキリに危害を確実に加えない状態で与えましょう。

☆バリエーションは豊かに与えたい生餌ですが危険を伴う冒険はしない様にしましょう。色々な餌を与えたい気持ちは大事なのでせっかく手に入れた生餌ならあくまで監視下で投入してあげましょう。

【その他注意事項】

☆蝶や蛾も様々なサイズがいますが羽は計算に入れずに本体の大きさで考えてあげるといいと思います。食べるのは本体のみで羽は基本残します

店舗購入をしてきた生餌は外来種などを含む為日本に生息していない生物が基本です

姿形が似ていても種類など細かい点が違います。決して自然に逃がさないようにしましょう

生態系に影響を及ぼす可能性があります。店舗購入をしてきた生物を自然に逃がす事は犯罪です

いざとなったら捨てるしかないのですがそれも生餌が気の毒なので出来るだけ爬虫類を飼育している方などにお譲りしましょう。

☆例えカマキリの餌に必要だからと言って無駄に他の生物の命を奪うのはやめましょう

ストックの為多めに生餌を取って来て飼育をしっかり出来るのならまだいいですが、中でも蝶やトンボなどの飼育はとても難しいので気をつけましょう。カマキリのケース内に入れても食べない様であればその生餌は餌に向いていない可能性があるので取った場所で逃がしてあげましょう。

生餌を数日でも飼育する必要がある場合は必ず生餌の種類を特定して生餌の飼育の仕方も調べましょう

正しい生餌のお世話がカマキリの健康にも繋がります。

出来るだけ必要な分をその都度取ってこれる様に生餌スポットをいくつか見つけておきましょう。同じ場所でばかりたくさん捕るのはやめましょう。その他自然破壊になるような行為を出来る限りしない様に気を付けましょう。

くれぐれも生餌の乱獲はしないようにしましょう

☆採取スポットにある周辺の植物なども気にかけましょう。昆虫を取るために花壇の花を踏み荒らしたり引っこ抜いたりするのは絶対にしてはいけません。

☆最近は昆虫採集禁止の公園なども多々あるのでそういった場所は避け、ルールを守って楽しみましょう。

 

命は大切に。




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