こんばんは。お問い合わせの通知を見落としてしまい返信が大変遅れてしまい申し訳ありません。当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。
お問い合わせの内容のニセハナマオウカマキリについてですが私は外国産のカマキリの飼育経験が全くなくそちらの種類の実物を見た事さえないのでちょっと見当がつかない部分があるのですが、もう手遅れかもしれませんがあくまでオオカマキリを例にしてお話させていただきたいと思います。
オオカマの場合５齢と６齢程度の成長差は脱皮の周期を考えれば２週間程度かと思いますので早く羽化した側の寿命的にも足りるはずですしお互い成虫となったタイミングでパートナーとして選ぶ可能性は十分にあると思われます。
またオオカマとしてはオスは餌をあまり捕らずひたすら交尾を目的にメスと対峙する事が多いと思うので体格差は近くともメスが襲われる可能性は低いものと思われます。ただしもしメスがオスよりも小さい場合や弱って居る場合は危険度は高くなると考えておきたいですね。そして急ぐ気持ちがあっても羽化後数日は待ってからの交尾の計画をされた方が良いかと思います。
それから脱皮の周期を早めたりするための餌の量の調整についてはあくまで過度に行いません。
食べ残すと言う行為はカマキリは基本行わず目につく動くものを全て食べてしまいますので餌を余分に入れてしまうと腹がパンクするまで食べるかもしれず危険です。あくまで無理のない範囲でお考え下さい。
これらを前提としてどうしてもオスの脱皮を遅らせてメスの脱皮を早めたいと考えるのであれば私でしたらオスの脱皮を遅らせると言う考えはあまりせずこちらについては通常通り＝少し腹部た膨らんでいる程度を基準とし、早めたいメスの方に重点的に餌を足していくものかと思います。この場合もあくまでキャパをオーバーしない様に最低限鎌で掴める程度の小さめの餌をこまめに足す程度で満腹を保っていきます。
とは言えあくまでオオカマの場合ですがメスは大食で２日に一度コオロギ２匹を成虫で餌の量としての基準としますが、ひきかえオス成虫は５日に一度にコオロギを１匹食べる程度になりますのでそもそも求める量も違います。
こうした結果早まったとしても通常２週間＝１４日程度かかるところを１０日程度まで縮められるレベルなので多少の差ですが思い入れのある個体の子孫を何とかして残したいと思われるのでしたら少しでもチャンスを増やすために試す価値はあるのかなとは思います。
外国産のカマも基本の習性として国産と同じなのではないかと思うのでメスは基本的に餌を多めに食べるのではないかと思っているのですがどうなのでしょうかね。想像の範囲の話がベースとなってしまいますしあまりお力になれずすみません。
またこれらは私のオオカマキリの飼育経験に基づくもので世間的？に立証されている話ではないと把握していますので参考までにお読みいただければと思います。

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